第7回「すろ〜なお茶会」

第7回「すろ〜なお茶会」の報告
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振り返ってみれば自ら器をつくり、摘んだ茶葉を釜炒り茶に仕上げ、真面目に座学を学んだあと、はじめて取り入れた珈琲の味体験と進めてきました。

オプション講座を除きフィナーレとなったお茶会。
会場にはご指導いただいた陶芸家・竹廣泰介氏ご夫妻、茶学専門家・小泊重洋氏、茶業家大塚圭子氏、そして珈琲専門店主・内田一也氏をお迎えし、掛川城と二の丸美術館に囲まれた本格的な茶室で開催しました。
受講生のほか企画運営に関わったスタッフ、市民イベントのお茶会の仕掛け人でもある山本さん、鈴木さんの名コンビのお力もお借りし、総勢13名の参加となりました。

開催に先立って広間中央に想いをカタチにした湯呑、ぐい呑み、抹茶茶碗、コーヒーカップなどを包装したまま机上に並べてみました。
包装が解かれ、目にした瞬間“これが私の器?素敵じゃん!良かったあ!という感動の声があちこちからこだましていました。
興奮やまないなか、講座を振り返っての思いや講座で伝えきれなかったことなどが待ちきれないように講師から次々と語られた。
聞き違えがなければ、文化とはなにか?と自問した講師の共通の概念として楽しむことだ!と締めくくられた解釈が印象的でした。

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こんな前座を終え、いよいよ茶会のはじまりです。
先ずは、自ら仕上げた釜炒り茶をこの日のために梅廼家菓子舗さんに特別作っていただいた和菓子を口にしながらお手製の器でお披露目を兼ねて、煎茶では味わえない芳しい香りと味を楽しんでいただきました。
つづいて小泊先生ご持参の韓国の釜炒り茶が提供されました。
これも味は薄い感じでしたが風味あるもので海外版も居ながらにして味わうことができましたね。
また、予定には入っていませんでしたが、掛川の現代美術研究会のイベントで使用された松下茶園の掛川産抹茶も披露され、はじめて試飲される方がほとんどでしたが、なかなかいけるじゃん!と地産、地消を期待する声も多かったです。
会の締めくくりとして、受講生、スタッフから器づくりの楽しいひとときの思い出や講座全体の感想、カレッジへの期待など…が熱く語られ、講師の方々からも講師同士の交流の場を提供していただいた!との感謝の念もいただき、名残欲しい雰囲気漂うなか、ライトアップされた掛川城を横目に眺め閉会となりました。
posted by スローライフ掛川 at 2009/03/18 12:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>喫茶と器学

第5回・第6回 珈琲講座 

1月と2月に開催しました、第5回、第6回の珈琲講座を合わせてご報告します! 
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今期リニューアルされた喫茶と器学の目玉でもある”珈琲講座”。
講師は静岡市で”創作珈琲工房 くれあ〜る”を営む内田一也氏。

会場は掛川市満水の一色公会堂は、スタッフも勿論、全くすべてが初の試みでのスタート。まだ、花冷えする季節ゆえに会場の仕立も大あらわ、講師も初会場入りで、指示が飛び交いました。

自称コーヒー通の受講生とスタッフが集まり、少々緊張気味で講座がスタート!湯気に包まれながら豆についての知識から学びます。

国際審査委員として原産国の品評会に出席し、自ら原産国の農園へ出向き、豆について調べあげるスペシャリストの講師。生産国は殆どが発展途上国、農園の規模や労働者に伴う様々問題、なぜゆえにフェアトレードなのか?その話に皆引き込まれていきました。

続いて、目の前で見る焙煎の工程。香ばしい香りが漂います。まさに、コーヒー豆の色の変化と共に室内がコーヒーの香りで癒されていく様子が、皆さんの表情から感じられます。
いよいよコーヒーの入れ方・・・そして試飲!!
講師おすすめはカフェプレス。
素材がよいからこそ、シンプルな手法で美味しコーヒーが飲めること。
豆は高い価格ではなく、豆の個性を評価し選ぶこと。厳密なレシピではなく、個々の好みにあった濃さ・味わいを自ら見つけること。

「日本茶と変わりないのですよ」と、わかり易いたとえに一同納得の様子。濃さや香り、まさに好みは百人十色ですね。

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そんな講座を受け、更にコーヒーのトリコになったOさんのコメントです。

珈琲大好きな私にとって、とても楽しみにしていた今回!
でも普段から豆はちょっと贅沢級、手挽ミルで香りを楽しみながら
フィルターでコーヒーをいれてるから、ちょっと通なのよね〜と自負して参加(笑)
おいしい珈琲はいれ方より豆!ちゃんとわかる人が選んだ豆じゃないと!そうよね、やっぱ豆ね。うちは大丈夫、ハワイコナにブルマンと思っていたのに・・・。
ええっ名前じゃない?高けりゃいいてもんじゃないらしい。コーヒーに愛情をもつ味のわかるプロが選んだ豆じゃなきゃだめなんだ〜(*_*)
内田さんのコーヒーに対する愛情を感じられる講義の中、みんなでわいわい飲むおいしいコーヒーの味は格別でした。
その後静岡に出向いてクレアールさんでおいしい豆とカフェプレスを即購入したことは言うまでもありません(笑)
我が家の食卓は毎朝コーヒーのよい香りが漂ってます♪
珈琲講座さん、出逢いと発見をくれてありがとう〜
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特別に考えず身近に、楽しみましょう!
まさにライフスタイルに合わせて、ということでしょうね。





posted by スローライフ掛川 at 2009/03/11 14:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>喫茶と器学

第4回喫茶と器学の報告(10/19)

 すっかり遅くなってしまいましたが、先月行われた喫茶と器学のご報告です。
 前回までは器作り・お茶摘み・釜炒り茶作りと結構ハード(?)な内容でしたが、今回はお茶をいただきながらのゆるりとした座学でした。

 第1部(9:30〜10:30)はO-CHA処チャ茶にて小泊重洋先生の茶学。
 美味しくお茶を淹れるには、というお話から。
 眠気覚ましのお茶、空腹時のお茶、食後のお茶、ゆったりしたいときに飲むお茶、など、TPOに合わせた淹れ方が大切というお話をうかがったあとで、実際に小泊先生から貴重なお茶をいろいろと淹れていただきました。
2008_10190046.JPG まずは、今年の静岡県のお茶品評会で一等一席を獲得し農林水産大臣賞を受賞した原田総合製茶さんの深蒸し茶。
 掛川市は深蒸し茶の部で今年の産地賞も受賞しているので、名実ともに日本一のお茶ということになるそうです。
 このお茶は火入れ等の仕上げをしていない荒茶なので外観はとてもきれいだけれど、香ばしさはなく水色もあまりきれいに出ないので、初めて飲んだ人はビックリするそうです。
 でも口中から若々しい青い匂いがしてお茶ってやっぱり植物なんだなぁと実感しました。
2008_10190044.JPG 次に登場したのが、洞爺湖サミットで各国首脳にふるまわれたというサミットのお茶。
 県品評会でも常に上位入賞している天竜の太田昌孝さんの上級煎茶(普通蒸し)です。
 こちらも針のような美しい外観。
 でも淹れていただいた一煎めのお茶にみんなびっくり。
 水色はほとんどなく、渋みや苦味もなくて旨みだけがつまったおダシみたい?
 海外の首脳たちはこのお茶を飲んで日本茶をどんなふうに感じたんでしょうね。
2008_10190046.JPG 続いて、世界緑茶コンテスト最高金賞受賞の静岡東平玉露。
 岡部の前島東平名人が作った旨みの強い玉露です。
 しずく茶という一人用の小さな茶器でほんとうに雫みたいにゆっくりじっくりちょっぴりのお茶を味わいました。
 甘くて濃くて美味しい〜。
 お茶をいただいた後の玉露の茶葉にポン酢をかけて食べたのも、やわらかくて美味しかったです。

 他にも日本産の紅茶の紹介があったり、深蒸し茶が濃く入りすぎてしまったら?といったお役立ち情報を教わったりして、楽しく美味しい茶学の部はなごやかに終了しました。
  
 第2部(11:00〜12:00)はたまり邸imuimuに会場を移して竹廣泰介先生の陶器学。
 たまり邸の季節感あふれる素敵なお庭を眺めながら、講義というよりも竹廣先生とのゆったりとした語らいの時間を設けていただきました。
 お話の内容は器だけにこだわらず、日本人の感性や美意識について、日本人が好んできた絵画や陶芸は、芸術の転換期や現代美術について、などなど・・・。
 竹廣先生が焼き物にひきつけられたきっかけや思い出話なども交えながら、楽しいお話があっちへいったりこっちへきたり。
 少人数の座学ならではのアットホームなひととき。
 受講生からは「子どもの個性・芸術性を伸ばすためには技術を教えるべき?教えないべき?」「陶器と磁器の急須で淹れたお茶の味がちがうのはなぜ?」「場面にふさわしい器の選び方は?」などの質問が出され、そのひとつひとつにうなづきながらにこやかに答えてくださる竹廣先生の笑顔が印象的でした。

 その後も皆さんで一緒に昼食を囲み、ぽかぽかと笑顔いっぱいののどかな交流会。
 同じ空間で同じ器で同じものを食べ同じお茶を飲み言葉を交わす。
 それだけでお互いの心がぐんと近くなる気がします。
 スローライフってこんなに身近なところにあるんだなぁと改めて実感。
 とっても満ち足りた気持ちになれた喫茶と器学、次回の講座が楽しみです。


posted by スローライフ掛川 at 2008/11/05 12:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>喫茶と器学

第3回喫茶と器学の報告(9/20)

 前回の器作りから2ヶ月ぶりの喫茶と器学。
 今回はお茶摘みと釜炒り茶作りを体験しました。

2008_09210004.JPG 午前中は日坂のお茶農家・大塚博史さんの茶畑で楽しいお茶摘みです。
 前日まで台風の影響が心配されましたが、日頃の行いがよいのか朝には嘘みたいな晴れ間が。
 それでも当初予定していた日坂・御林の茶畑は足元が悪いということで、急遽他の茶畑に案内していただきました。
 近年人気の新品種「つゆひかり」の茶畑です。
 大塚さんからお茶の摘み方の基本的なことを教わり、さっそく畑に入ります。
 最初は隣の人とおしゃべりしながらのんびりお茶摘みを楽しんでいたのですが、茶葉を入れる袋はいっこうに膨らまず次第に寡黙になるメンバー。
 時どき計量してもらってノルマ達成まで頑張りました。
 作業後にいただいた冷たいお茶の美味しかったこと(^_^)v

2008_09210007.JPG お茶摘みのあとは大塚さんのご厚意で御林のご自宅で食事休憩をとらせていただきました。
 道すがら、当初お茶摘みをする予定だった「さえみどり」の茶畑を見学。
 ほかにも「やぶきた」「あさつゆ」などの畑も見せていただき、品種ごとに茶樹の形や茶葉の色が違うことを実感。
 日本茶とひとくちにいっても奥が深いですね。
 はきだしから見渡す茶畑と涼風の心地よい大塚さんのお宅では、またまた美味しいお茶とお漬物をふるまっていただき、みんなで談笑しながら楽しいお弁当時間を過ごしました。


 午後の釜炒り茶作りは、小泊先生特製の電子レンジで作られた蒸し製のWelcome Teaでスタートです。
 電子レンジでお茶が簡単に作れるんだから驚きです。

CIMG5075.JPG まずは、小泊先生に『茶葉の炒り方』のお手本を見せてもらいます。
 熱したホットプレート上で茶葉を焦さないように持ち上げながら混ぜます。
 次にホットプレートから茶葉を取り出し、素手で手もみ。
 この工程を何回か続け、茶葉の水分がなくなったらホットプレートにキッチンペーパを敷いて、茶葉をおいて寝かせます。
 茶葉が乾燥すれば完成です。

CIMG5082.JPG いざ二人一組になって実践してみると熱さとの闘いです。
 他のテーブルの様子を見たり、みんな楽しみながら作ってましたね。
 1回目の人の中には、茶葉が少量だった為、熱が通りやすくなり、容量の半分ぐらい粉茶になってしまった人もいましたが、2回目の人達は少し茶葉を増やしたところ、なかなか良いお茶が完成!
 また、出来上がった茶葉をよく見てみると、白くなっている箇所があります。
 小泊先生に聞いたところ、茶葉の芯の部分で一番美味しいとのこと。
 炒りすぎたからのではないのですね。

 各テーブル、どんな茶が出来上がっても満足そう。
 来年のお茶会では、どんな味になっているのか楽しみですね♪




posted by スローライフ掛川 at 2008/10/04 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>喫茶と器学

第2回喫茶と器学の報告〜作陶・削り

 第2回目の喫茶と器学のプログラムは「削り」です。 実は先日の成型の段階で、私の器は少々、メタボでしたので、今日は削りでスレンダーにしなければなりません。となりのN藤さん、向かいのY子さんは、本人も器もスレンダー!

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 さあ!と気前よく削っていたら奥様から「じゃが芋じゃあないのよ、優しくね」と優しくアドバイス!気持ちばかり焦ってました。それからは、先生と奥様にひとつひとつ見て頂きながら、私自身もゆっくり器を見つめながら器に向かう事ができました。

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 角度を変え、道具を変え、かなりステキなマグカップ・煎茶茶碗がカタチになりました。幾度も器の内側に手を入れ感触を確かめ、外側の線を眺めて、ひと削りひと削りでした。暑くて汗が出たのは最初だけ!後は汗も忘れていた、今年最高に暑い一日でした。


posted by スローライフ掛川 at 2008/07/18 22:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>喫茶と器学

第1回喫茶と器学の報告〜作陶・成形

 いよいよスタートしました。3年目を迎えて更にグレードアップした喫茶と器学の始まりです。


集合は、いこいの広場。

 なんとこの日は高校野球の予選大会が掛川球場で行われており、駐車場は大賑わい。見つけることが、一苦労な状態なために代表がじきじきに入り口付近でお出迎え。何もしなくとも汗だくになる、暑い一日となりました。
 車を乗り合わせ、竹廣工房へ移動。車中では一年目を受講下さったYさんを中心にプログラムの話題で会話が進みあっという間に工房到着。

竹廣工房にて。
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 予定より早い到着。なんと竹廣先生自ら、玄関で出迎えてくれました。先生から、陶芸の基本=形・焼き・色つけなどをレクチャーいただき、続けてスタッフから年間スケジュール等ブリーフィングを行いました。

土から器へ。
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 まずは、道具を用意し土が配られます。そして先生がレクチャーとともに見本を作成します。続けて各人配られた土をちぎっては縄状の棒をのせてはくっつけ、のせてはくっつけで積み上げていきます。
 大きくなるにたがって、形が崩れていきます。先生のようにチョチョイとつくるようはいかず。四苦八苦している中、第1回を受講しているYさんは簡単に仕上げていきます。それに続けと一年じっくりと検討していたNさんも慎重に仕上げていきます。BGMにノリノリのKさんは独創的にな作品に仕上げています。いい加減なワタクシも、先生の奥様に手を入れていただき、何とか形になりました。

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 乾燥に敏感な「土」を扱っているため、空調はご法度。暑い〜なんて口ずさんでいた皆も、一心不乱に没頭し、暑さも、毎日の喧騒も、忘れてしまいました。
 作品は当初、二つの予定だったのが小人数で行われたため、さらに一つ。一人三作品が仕上り、かなり得した気分です!!
 
posted by スローライフ掛川 at 2008/07/18 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>喫茶と器学

喫茶と器学の詳細

喫茶と器学 
2008年7月〜2009年3月、全8回
自らの手で茶器をつくり、茶を摘み、茶を煎り、今年度は新たに珈琲の魅力を探ります。茶と器を強く意識し、その価値を取り入れた美しい毎日を創造します。
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■講師
・竹廣泰介(たけひろ たいすけ)
陶芸家。東京松屋銀座・青山酉福・鎌倉円覚寺・京都桃青・大阪堂島・広島そごう等で個展を多数開催。 (掛川市在住)
・小泊重洋(こどまり しげひろ) 
元お茶の郷博物館館長・日本茶インストラクター協会理事・茶学の会主宰(掛川市在住)
・大塚博史(おおつか ひろし)
茶業家(掛川市在住)
・内田一也(うちだ かずや)
創作珈琲工房くれあーる 店主(島田市在住)
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開催日 7/6、7/13、9/20、10/19、1/18、2/22、3/8、※3/21
定員(最少催行人員) 20名(12名)
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受講料 50,000円 ベーシックプログラム受講料を含む
分割納入可 8,700円×6回(計52,200円)
茶学×1、作陶×2、茶摘炒茶×1、茶会×1、珈琲×2、フェスティバル参加費込み

※受講料は会員価格(税込)です。
※会員以外の方は年会費(一口3,000円)が必要となります。
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posted by スローライフ掛川 at 2008/05/09 17:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>喫茶と器学
7月よりライフスタイルデザインカレッジ2009が始まります
詳細はライフスタイルデザインカレッジ2009で!

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