2/14「鳥と旅する2月」報告

ハーフデイトリップの第4回は、1月31日の予定が、前夜からの嵐で2月14日に延期。14日前夜も再び嵐・・・、朝までの強風に脅かされましたが、天気予報の「回復し、温かい春のような日になるでしょう。」を頼りに、小雨の残る朝8時に集合し、『鳥と旅する2月』に出かけました。

旅先は磐田市の桶ヶ谷沼。この時季は冬の野鳥が飛来しています。水辺には白鳥や鴨類が、山には小鳥が多く観察できます。沼の周りには整備された散策道があり、園内の梅も見ごろでしょう。講師は、日本野鳥の会 遠江支部の山崎孝弘さんと袋井の鈴木さんにアシスタントをして頂きました。一行は受講生が6名とスタッフ3名です。

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8:30 
桶ヶ谷沼ビジターセンターの駐車場をお借りして、先ずは双眼鏡の使い方からブリーフィング。案の定、雨は上がり雲の切れ間には日差しが出てきました。

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9:00 
身支度を整えて観察へ出発。いきなり(と言うか、当たり前ですが)カラスを発見。この辺りのカラスにも2種類があり、見た目の違いや鳴き方の違いによる見分け方を早速教えていただきました。バードウォッチングは、目で探すばかりでなく、耳を欹て五感を働かせて観察するのだそうです。遠くには、「トンビ」も旋回を始めています。

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水路のある水辺に着くと、鴨の群れが水から上がっています。ここで、講師のフィールドスコープとよばれる望遠鏡をセットオン!・・・覗いてびっくり、本当にキレイです。一本一本の羽の色が見て取れ、直ぐ目の前に居るようにハッキリと見えます。何度も覗いては、野鳥がこんなに綺麗だったとは…とため息をつきました。

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少し歩いて観察小屋に着くと、池の全体が見渡せ数百羽の水鳥を一気に見る事が出来ます。お目当ては美しい配色の「トモエガモ」。ロシア・バイカル湖から越冬に訪れ、殆どが朝鮮半島に飛来しますが、日本にも山陰地方を中心に千羽近くがやって来ます。そのうち20羽近くが、毎年桶ヶ谷で見る事が出来ます。先週の調査では23羽が観測できたそうです。双眼鏡で一斉に探し、「発見!」の声と同時にスコープオン!覆面レスラーのようなトモエ柄がしっかり観察できました。
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その他の水鳥も目が慣れてくると違いが分ってきます。お尻にアンテナを立ててスーっと移動するのは「オナガガモ」、正面から見て口の端が広いのは「ハシビロガモ」、地味なのに気品のあるのは「オカヨシガモ」、グエグエッとうるさいヤツは「マガモ」、口笛のようなピーピーと鳴くのは「コガモ」、目が金色に光るのは「キンクロハジ」、越冬しない「カルガモ」「亀」の甲羅干し・・・。カモ同士の小競り合いや、時々隣りの池から数羽でやって来ては不器用に着水する様など、観察小屋からはカモたちの生活を覗き見る事が出来ました。
講師の鈴木さんによれば「先週調べた結果、今856羽の鳥がこの池に居ます。」と仰いましたが、動きの有る鳥をどう観察するのでしょう。そこを質問すると‘紅白歌合戦’でお馴染みの形だそうです。 ・・・はぁ、ご苦労様です。

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次は、小屋を後にして山道の散策に入りました。オオタカが遠くで旋回し、コゲラが高い所で木を突付いています。枯れた立ち木には啄木鳥の跡が有りました。

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山道を下り、整備道路に着く頃には気温が20度を超え、初夏を思わせる日になっていました。「モンキ蝶」がヒラヒラと飛んでいます。山の高い枝にワシタカの「ノスリ」が留っています。猛禽類のイメージとは違い可愛い目をしています。散策を続けていると後から追いかけてくるように上空を優雅に旋回して見せてくれました。
「アオジ」のご一行が小道に降りて枯葉をつついています。一寸見ごろを過ぎた梅園には、たくさんの「メジロ」が留っています。梅に鶯は初春のイメージですが、実は鶯は薄茶色の鳥で‘鶯色’とは‘メジロの色’だそうです。

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他にも「エナガ」「ヤマガラ」「ホオジロ」「カワラヒワ」「ツグミ」「ヒヨドリ」などを見る事ができました。しかし、桶ヶ谷沼の生態系も、ブラックバスや捨てられた亀などによって崩され、近年積極的な保護活動をされているそうです。

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12:00
観察を終えてビジターセンターに戻り、スタッフ‘ありちゃん’の手作りクッキーとバレンタインチョコとお茶で一服しながら、最後は質問などのまとめの時間です。
「トモエガモ」が桶ヶ谷沼を好む理由も、どうやってこの場所を記憶しているのかもわかりません。掛川駅の大量のムクドリは何? 鳥の視力は4.0もある? ツバメは人を見方に付けたくて軒下に巣を作る? 街でもカワセミは見られる?…などなど、鳥について知らない事が結構多いものですね。

私達の日常には多くの鳥が居ますが、路傍の花に目を向けるように鳥を意識してみると、またひとつ生活が変わるかもしれません。

帰路の途中で‘親子丼’を食べて、13:30終了となりました。






posted by スローライフ掛川 at 2009/02/16 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>ハーフディトリップ
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