第4回F.Fプログラム アマゴ産卵ウォッチングツアーin遠山川


 F.Fプログラムでは恒例&名物プログラムとなっているアマゴの産卵ウォッチングへ10/12(日)に行ってきました。折しも、この日は掛川祭のまっ最中ということで、市内在住の受講生の方にはまずいタイミングとなってしまいまた。とはいえ、このタイミングはアマゴのまさに産卵期であり、10月下旬ともなると姿が見えなくなりますので、この期を逸すると、また1年後ということになってしまいます。参加者は7名という小所帯でのツアーとなりましたが、それなりにアマゴを観察してきましたのでご報告しましょう。

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 今回はゲスト講師にテンカラの鬼こと榊原正巳さんをお迎えしました。遠山川漁協の監視員までつとめ、遠山川水系を知り尽くした榊原さんに、アマゴの産卵ポイントや産卵環境、アマゴの習性や産卵期行動の特性などを解説していただきながら、充実したツアーとなりました。
 まずは恒例遠山川支流の北俣沢へ。歩いてすぐにそびえる第1堰堤下で数匹のアマゴを見つけました。この堰堤下は遠山川本流から遡ったアマゴが溜まる場所ですが、今回は上流部の取水堰堤からの放水があったため、水量が多く、水色もウォッチングがしずらい状況でした。

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 続いて上流に向かい、本流の兎洞合流点から兎洞堰堤までの区間をウォッチング。いつもは数多くのアマゴを見つけることができますが、今年は僅か。環境変化に伴うアマゴの産卵数の減少は、ここ3年間如実です。昨年は橋の上から数多くのアマゴを目視できましたが、今年は1ペアのみと、さびしい限りでした。

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 さらに上流へとむかって昼食休憩。その後、いくつかのポイントでアマゴを確認し、最後は道から約6匹のアマゴたちによる産卵行動をつぶさに観察することができました。
 帰りには空中集落・下栗の里を通り、龍淵寺の霊水(これがまた旨い!)を飲み、蕎麦まんじゅう(これもまた美味しい!)を食べて帰路につきました。

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 この観察を始めて10年以上経ちますが、今年のウォッチング数はかなり少ないものでした。しかし、ここ1ヶ月の降雨量、水温変化などの影響で産卵時期に誤差が生じている可能性も高く、生息数の減少と決め付けはできません。しかし、アマゴたちの自然再生産を促すため、われわれ釣り人は何ができるのか、と自問自答しながら、多くの人たちにこの偉大なる自然のチカラを伝え続けることが必要でしょう。

 産卵の行く手を阻む巨大な堰堤群を見て、人間のチカラはいかに強大なものかを知り、それでも懸命に子孫を残そうとあがくアマゴたちを見て、人間はいかに無力かを悟る・・・このツアーは、哲学的な旅でもあるのです。
posted by スローライフ掛川 at 2008/10/17 14:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>フライフィッシング
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